「この仕組みなら、子供たちでもできますよ」
私がそう提案した相手は、輸入ビジネスで実績を築き、かつて大企業で誰も成し遂げなかった難事業を形にした経営者でした。
彼は少し考えてから、こう答えました。 「面白い。息子たちに聞いてみよう」
そして今日、私は彼の二人の息子——高校2年生の長男と中学3年生の次男に、OKR×AIのSaaSサービスを使った起業プランを提案しました。
彼らの反応は予想を超えていました。
「やってみたい!」
即答でした。
こうして、私とその社長がサポートする形で、この夏の間に会社を設立し、3年以内にそれぞれ年商10億円企業にするという壮大なプロジェクトが動き出すことになりました。
なぜ私は「子供でもできる」と確信したのか
OKR×AIが変えるビジネスの本質
従来のビジネスに必要だったもの:
- 長年の経験と勘
- 人脈とコネクション
- 資金力
- 既存の商慣習への理解
OKR×AIで可能になったこと:
- AIが経験を補完(最適な戦略を提案)
- オンラインで世界中とつながれる
- 初期投資ほぼゼロでスタート
- 既成概念にとらわれない発想が強みに
つまり、年齢のハンディキャップがなくなった。 むしろ、若さが圧倒的なアドバンテージになる時代が来たのです。
彼らの父親——異色の経営者が語った言葉
この社長は、大企業で「不可能」と言われたプロジェクトを成功させた人物です。 その彼が、息子たちの起業を聞いて語った言葉が印象的でした。
「俺が大企業で苦労したのは、既成概念との戦いだった。 でも、こいつらにはそもそも既成概念がない。 それに、AIという最強の参謀がいる。 俺たちの時代より、はるかに有利だよ」
そして、こう続けました。
「失敗したっていい。15歳と17歳だ。 何度でもやり直せる。 その経験は、どんな大学教育より価値がある」
さらに、彼は自身の経営哲学について、こんな比喩を使って説明しました。
「僕は雲の上に太陽があるのを知っている。だから、いろんなことを成し遂げてきた。でも多くの人は雲の向こうの太陽を知らないし、見ようともしない」
そして、息子たちに向けてこう言いました。
「今、10億という絵が見えている。あとはOKR×AIでTODOを最適化して歩むだけだ」
この言葉に、二人の息子たちの目がさらに輝きました。 雲の向こうの太陽——つまり、見えない可能性を信じる力。 それこそが、この社長が数々の難事業を成功させてきた原動力だったのです。
具体的なプロジェクト計画
Phase 1:この夏の準備期間(7-8月)
まずは父親の会社でインターン
彼らの挑戦は、いきなり起業から始まるわけではありません。 まず、父親の会社でインターンとして働き、自分たちで資本金を稼ぐところからスタートします。
実践で学ぶこと:
- 営業の基本(顧客との対話、提案の仕方)
- HPの作り方(自分で手を動かして制作)
- マーケティング全般(集客から成約までの流れ)
これは単なるお小遣い稼ぎではありません。 **「ビジネスはお金を生み出すことから始まる」**という原理原則を、身をもって体験するのです。
そして最も重要なステップ: インターン期間中に、自分の「ミッション」を見つけること。
- 何のために起業するのか
- 誰のどんな問題を解決したいのか
- 自分にしかできない価値は何か
このミッションが明確になった時点で、それぞれが自分の会社を設立します。
私と社長の役割
- 私:OKR×AIを使った目標設定と進捗管理をサポート
- 社長:実践の場を提供し、ビジネスの厳しさと楽しさを伝える
Phase 2:ローンチと検証(9-12月)
長男(高校2年生)のビジネス:ゲーム関係
- ミッション:ゲームの力で人々の日常を豊かにする
- 強み:ゲーマーとしての深い理解、コミュニティとのつながり
- AIの活用:ゲームバランスの最適化、ユーザー行動分析
彼は幼少期からゲームに熱中し、その魅力も問題点も熟知しています。 「ゲームは悪」という大人の偏見ではなく、「ゲームだからこそできること」を追求します。
次男(中学3年生)のビジネス:社会課題解決
- ミッション:同世代が抱える問題を同世代の視点で解決する
- 強み:純粋な問題意識、既成概念にとらわれない発想
- AIの活用:社会課題の分析、解決策のシミュレーション
中学生ながら社会問題に関心を持つ彼は、「なぜ大人はこれを解決しないの?」という素朴な疑問から出発します。 子供だからこそ見える課題、子供だからこそ提案できる解決策があるはずです。
Phase 3:スケールアップ(2年目以降)
- 月次でOKRを見直し、AIの提案を基に戦略修正
- 成功パターンを横展開
- チームビルディング(同世代の仲間を集める)
これが生み出す社会的インパクト
1. 起業の低年齢化が加速
この事例が成功すれば、確実に追随者が現れます。 「高校生社長」「中学生CEO」が当たり前になる時代。 それは、日本の起業文化を根底から変えるでしょう。
2. 教育の概念が変わる
「まず勉強、それから仕事」という順番が崩れます。 実践しながら学ぶ。失敗しながら成長する。 これこそが、最高の教育かもしれません。
3. 親子関係の新しい形
支配ではなく支援。 管理ではなく見守り。 この社長のような親が増えれば、日本はもっとイノベーティブな国になるはずです。
私が期待すること、そして少しの不安
期待すること
柔軟性×テクノロジーの化学反応
大人が1時間悩むことを、彼らは5分で決断します。 「これ、面白そう」「じゃあ、やってみよう」 このスピード感とAIの分析力が組み合わさった時、何が起きるか。
正直、私にも予測できません。 だからこそ、楽しみなのです。
少しの不安
もちろん、不安もあります。
- 学業との両立は本当に可能か
- 批判や嫉妬にどう対処するか
- 失敗した時のメンタルケア
しかし、この社長の姿勢を見ていて思います。 適切なサポートがあれば、乗り越えられる。
最後に:新しい時代の幕開け
「中学生が社長?ありえない」
多くの人はそう言うでしょう。 でも、「ありえない」を「あたり前」に変えるのが、イノベーションです。
OKR×AIという道具を手に入れた若者たちが、どんな未来を創るのか。
この夏から始まる彼らの挑戦を、私は全力でサポートします。 そして、その過程をこのブログで随時報告していく予定です。
3年後、彼らがそれぞれ10億円企業のCEOになっている姿を想像すると、ワクワクが止まりません。
時代は、確実に変わり始めています。
あなたも、その変化の目撃者になりませんか?
このプロジェクトの進捗は、定期的に更新していきます。若き起業家たちへの応援メッセージをお待ちしています。